八重樫東 戦績と次戦の試合、テレビ放送やムザラネとの試合結果は?【画像】

プロボクシングで「激闘王」と言われ、激しい打ち合いでファンを魅了してきた八重樫東。現在の年齢は36歳になりますが未だ現役を続けています。

それどころか、2019年12月23日に「日本人最年長世界王者」をかけて南アフリカのモルティ・ムザラネに挑戦します。

そのムラザネ選手は年齢が37歳。まさにベテラン同士の一戦で、どんな試合が展開されるのか今からワクワクします。

今回はそんな八重樫東選手の戦績や過去の試合、次戦のムラザネ戦の展望やテレビ放送などの話題を中心にお伝えしていきたいと思います。

八重樫東の戦績や身長、高校などWikiを紹介。

さて「激闘王」の八重樫東ですが、1983年2月25日生まれで現在36歳。ボクサーの定年が37歳と言われていますから来年にはその定年を迎えてしまいます。

まさに大ベテランと言われる八重樫東。今までの試合を見ても激しい打ち合いをする試合が多く、ヤフコメなどでも試合を行なうたびに蓄積されたダメージや怪我の事が心配される事が多いですね。

八重樫東 試合
<引用元>https://tkdj.net/news/

まあチョコチョコ打ってポイントを稼ぎながら判定勝ちを狙うアウトボクサータイプだと、試合の盛り上がりも欠けますし、人気や知名度を勝ち取ることは難しいですよね。

豪快な打ち合いを得意とする八重樫東は、カッコ良さも感じますしボクサーとしての魅力も感じます。ただ、個人的にもダメージは心配なので次戦は世界戦と言えども、ポイントを狙うボクシングで安心できる八重樫東を見たいものですが。。

さて、そんな八重樫東ですが出身は岩手県北上市。なんか横浜のイメージが強いですが、大橋ジムの所属だからでしょうか。

身長は162㎝。階級は現在フライ級で戦っています。黒沢尻工業高校時代は最軽量級のモスキート級でインターハイで優勝し、1階級上のライトフライ級でも国体で優勝した実績を持っています。

アマチュア時代の戦績は70戦56勝(15KO・RSC)14敗。高校を卒業後、大学は拓殖大学に進学していますが、大橋ジムに入門したのは高校を卒業してからでした。

さて、プロでの戦績は現在まで34戦28勝(16KO)6敗。かなりキャリアを積んできたのですが、戦績が示す通り、実績は素晴らしいものがあります。

プロデビューからわずか5戦目で東洋太平洋ミニマム級王座を獲得、そして13戦目で日本ミニマム級タイトルを獲得しています。

17戦目に2度目の世界タイトル挑戦で悲願のWBAミニマム級の世界王者に!そしてその初防衛戦は日本中が注目した1戦になりましたが現在、日本人初の「4階級制覇」を達成した井岡一翔とのWBA&WBC世界統一戦で激しい打ち合いを展開しました。

八重樫東 井岡一翔
<引用元>https://number.bunshun.jp/

まるで辰吉丈一郎VS薬師寺保栄の伝説の世界戦を見ているようで、当時は感動しましたね!八重樫東は井岡一翔に惜しくも判定で敗れましたがフルラウンドを闘い続けた2人の選手に拍手でした。

八重樫東VSロマゴン 試合結果や視聴率は?

八重樫東の過去の試合の中で一番感動したのはやはりあのロマゴンことローマンゴンザレスとの試合ですね。

ロマゴン
<引用元>https://matome.naver.jp/

ロマゴンはニカラグア出身で「4階級制覇」を達成し、パウンド・フォー・パウンド・ランキングでも世界1位にランクされた事もある天才ボクサー。

無敵と言われていた頃はモンスター、井上尚弥が標的にしていた選手でもあります。ここまでの戦績は49戦47勝(39KO)2敗。軽量級の選手としてはKO率がダントツに高いですよね。

スピード、テクニック、パワー、ディフェンス技術とすべてを兼ねそろえた選手、そんなロマゴンと八重樫東は試合をしているんですね。

試合は2014年9月5日に行われたのですが、当時は八重樫東がWBCフライ級王者で3度防衛中。ロマゴンは挑戦者だったのですが、試合予想は八重樫東が圧倒的不利でしたね。

八重樫東 ロマゴン
<引用元>https://www.daily.co.jp/

実際の試合は堂々と勇敢に戦った八重樫東でしたが、馬力で勝るロマゴンが徐々に八重樫東を追い詰め、9RTKOでロマゴンの勝利に終わりました。

負けてはしまいましたが、勇気と感動を与えた八重樫東の戦いは逆に人気、知名度を上げた試合でもありましたね!

ちなみに八重樫東VSロマゴン戦の視聴率は9.3%でした。う~ん、話題性と試合内容を考えたら20%超えでもおかしくないですけどね。

やっぱ昔に比べボクシング人気は下がっているのでしょうね。。ちょっと寂しいです。

次戦 八重樫東VSモルティ・ムザラネの試合予想や結果、テレビ放送は?

さてさて、これが最後の挑戦!?となりそうな八重樫東の世界戦。試合が行われるのは12月23日、横浜アリーナで予定されています。

世界王者のムザラネに挑戦すると言う形になる八重樫東。対戦相手のムザラネはどんな選手なのでしょうか?

ムラザネ
<引用元>https://box-p4p.com/

ムザラネは南アフリカ共和国出身で、1982年10月6日生まれの37歳。身長166㎝のオーソドックススタイルですね。戦績は40戦38勝(25KO)2敗。キャリア充分ですね。

2018年の大晦日には坂本真宏選手と防衛戦を行ない、10回終了TKO勝ちを収めています。

ムザラネは確かに手強い選手ですが、八重樫東もキャリアは十分ですから、前半は様子見、後半勝負にいって欲しいと思いますね。

心配なのは八重樫東のダメージ蓄積による打たれ脆さ。。試合予想はカウンターを貰わなければ、小差判定勝ちの可能性もありますが、やはり不利になるのではないかと思います。

でも試合予想&結果は八重樫東の勝ち(どんな形でも。。)と言っておきましょう!

またテレビ放送についてフジテレビで生放送される事が決まっています。しかし、この日は村田諒太、拳四朗とともにトリプル世界戦として放送されるので、八重樫東の試合はもしかしてはハイライトでのテレビ放送になる可能性も高そうです。。残念ながら。

テレビ放送の時間は未定なので決まり次第、ブログに追記していきますね!

八重樫東 まとめ

さて2019年の年末、激闘王が帰ってきます。勝ちを願うのは当たり前ですが、とにかく怪我なく試合を終えて欲しいですね。そこが一番かな。

八重樫東VSムザラネの世界戦、超注目です!