「17歳の高校生が、あの為末大さんの高校記録を大幅に更新した」
2026年の陸上界で、このニュースに驚いた方は多かったのではないでしょうか。
主役は京都・洛南高校2年の後藤大樹(ごとう・たいじゅ)選手です。
6月の日本選手権男子400mハードルでは、予選で48秒31をマークして高校記録を更新。
翌日の決勝では、さらに記録を縮める48秒09を叩き出して優勝しました。
高校生が男子400mハードルで日本選手権を制したのは史上初。
さらに9月の愛知・名古屋アジア大会では、自己ベストを47秒93まで更新し、銀メダルを獲得しています。
そして本日2026年10月4日。
今度は静岡県で行われたU20日本選手権の男子200mに出場。
専門種目ではない200mで、
20秒40(+0.9)
という驚異的なタイムを記録して優勝しました。
この記録は高校歴代2位、U20日本歴代5位。
洛南高校の先輩・桐生祥秀選手が高校時代に記録した20秒41を0秒01上回り、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手が持つ高校記録20秒34にも、あと0秒06まで迫っています。
400mハードルで47秒台。
200mで20秒40。
しかもまだ高校2年生です。
ここまで活躍が続くと、
「後藤大樹選手はどこの高校?」
「卒業後の進路は?」
「父親や母親はどんな人?」
「兄弟はいる?」
「身長や出身地は?」
など、競技以外の部分も気になってきますよね。
今回は後藤大樹選手の高校や進路、父親・母親など家族について調査。
さらに小学生・中学生時代から、日本選手権、U20世界選手権、アジア大会、本日のU20日本選手権まで、その驚異的な成長についても詳しくご紹介します。
後藤大樹のプロフィール!身長・出身地・中学は?
まずは後藤大樹選手の基本プロフィールから見ていきましょう。
- 名前:後藤大樹(ごとう・たいじゅ)
- 生年月日:2009年5月5日
- 年齢:17歳(2026年10月現在)
- 出身地:千葉県
- 出身中学:四街道市立四街道北中学校
- 高校:洛南高等学校
- 学年:高校2年
- 身長:180cm
- 体重:69kg
- 所属:洛南高校陸上競技部
- 専門:短距離・ハードル
- 主な種目:400mハードル、200m、100mなど
- 血液型:公表情報は確認できず
JOCの愛知・名古屋アジア大会公式プロフィールでも、2009年5月5日生まれ、洛南高等学校所属と紹介されています。
出身中学は千葉県四街道市の四街道北中学校。
身長180cmの恵まれた体格と大きなストライド、そして高いスプリント能力を兼ね備えています。
ただし後藤選手の魅力は、400mハードルだけに特化した選手ではないことです。
100m。
200m。
400m。
110mハードル。
400mハードル。
走幅跳。
さまざまな種目に取り組み、それぞれで高い記録を残しています。
「ハードラー」という一言だけでは表現しきれない、非常に珍しいタイプの高校生アスリートです。
後藤大樹は千葉県出身!小学生時代はサッカーも経験
後藤大樹選手は千葉県出身です。
小学生時代にはサッカーにも取り組んでいました。
小学1年生からサッカーを始める一方、小学生の頃から千葉県の陸上クラブ「ima」に所属。
短距離やリレーだけでなく、ハードル、中距離、ジャベリックボールなど、さまざまな種目を経験しました。
2021年、小学6年生の時には日清食品カップ全国小学生交流大会の100mにも出場。
B決勝2位という成績を残しています。
今の後藤選手が一つの種目だけにこだわらず、さまざまな競技へ挑戦する背景には、小学生時代から幅広い種目を経験してきたことも関係しているのかもしれません。
後藤大樹の中学は四街道北中学校
後藤大樹選手の出身中学は、
四街道市立四街道北中学校。
中学時代には110mハードルで一気に全国トップへ駆け上がりました。
本格的に110mハードルへ取り組み始めたのは中学2年生。
千葉県中学通信では14秒26を記録し、当時の中学2年歴代2位。
その後14秒13まで記録を伸ばしました。
さらに中学3年となった2024年には、その才能が一気に開花します。
中学3年で全中・国スポ・U16の「3冠」
2024年。
後藤選手は中学陸上界で圧倒的な結果を残しました。
まず全日本中学校陸上競技選手権大会の110mハードルで優勝。
続く国民スポーツ大会では、U20規格のハードルを使用する少年B男子110mハードルに出場。
高校生も出場する中で、
13秒83(+1.6)
をマークして優勝しました。
この13秒83は、U20規格による中学最高記録です。
さらに翌週のU16陸上競技大会でも13秒91で優勝。
これにより、
全中・国スポ・U16の3冠
を達成しました。
高校で突然現れた選手ではありません。
中学時代からすでに、世代を代表するハードラーだったのです。
後藤大樹の高校は京都の名門・洛南高校
中学卒業後、後藤大樹選手が進学したのが、
洛南高等学校。
京都府にある全国屈指の陸上強豪校です。
洛南高校陸上部といえば、これまで数多くのトップアスリートを輩出してきました。
男子100mで日本人初の9秒台を記録した桐生祥秀選手も洛南高校出身です。
千葉県で育った後藤選手が、高校進学を機に京都へ。
15歳で親元を離れ、寮生活を始めました。
でも実は、この洛南進学。
高校入学直前に突然決めたわけではありません。
洛南高校への進学は小学6年生で決めていた!
後藤大樹選手の進路を調べていて、個人的にとても驚いたエピソードがあります。
後藤選手が洛南高校へ進みたいと思ったのは、
小学6年生の時。
まだ中学校にも入学していない頃でした。
当時、インターネットの検索サイトで、
「高校陸上 強豪校ランキング」
と検索。
そこで全国トップクラスの高校として出てきたのが洛南高校でした。
普通なら中学で結果を残してから、
「どこの高校へ行こう?」
と考えることが多いですよね。
でも後藤選手は違いました。
小学生の時点で、
「陸上で頂点を極めるなら洛南」
という未来図を描いていたのです。
そして中学3年間を千葉で過ごした後、本当に洛南へ進学。
12歳頃に思い描いた進路を、15歳で実現しました。
現在の強さを見ると、この主体性こそ後藤選手の大きな武器なのかもしれません。
15歳で親元を離れ京都で寮生活
洛南高校進学に伴い、後藤選手は千葉県の実家を離れました。
現在は京都で寮生活を送っています。
高校生で親元を離れるだけでも大変です。
そこに全国トップレベルの陸上競技。
授業。
練習。
試合。
遠征。
日常生活。
すべてが加わります。
しかし後藤選手は、この環境をむしろ自分自身を成長させる機会として捉えているようです。
その象徴とも言えるのが、毎朝の「ある習慣」です。
毎朝自分でお弁当を作って学校へ
後藤選手は寮で生活していますが、毎朝自分で昼食のお弁当を作っています。
寮では基本的に食事が提供されるものの、学校へ持っていく昼食は自分で用意。
しかも料理そのものが好きなのだそうです。
朝から練習や学校の準備だけでも忙しい高校生が、自分で弁当まで作る。
なかなかできることではありませんよね。
本人も、実家で暮らしていたら自分で弁当を作ることはなかったかもしれないと振り返っています。
競技力だけでなく、一人の高校生として生活面でも成長していることが分かります。
後藤大樹の父親はイタリアンのお店を経営
ここからは後藤大樹選手の家族について見ていきましょう。
後藤選手の父親については、本人がインタビューで明かしています。
父親はイタリアンのお店を営んでいるそうです。
後藤選手自身も、
「父がイタリアンの店をやっていることもあって、料理はもともと身近な存在だった」
という趣旨の話をしています。
毎朝の弁当作りも、こうした家庭環境があったからこそ苦にならないのかもしれません。
料理がリフレッシュにもなっているそうです。
競技とはまったく違う時間を持つことも、厳しい練習を続けるうえでは大切なのでしょうね。
なお、父親の氏名や具体的なお店の名前について、本人や信頼できる公式情報から広く公表されている事実は確認できませんでした。
そのため、一般のご家族ということもあり、ここでは「イタリアンのお店を営んでいる」という本人が明かしている範囲にとどめたいと思います。
父親・母親への思いが表れたインターハイ
後藤選手の家族への思いがよく分かるのが、2025年のインターハイです。
高校1年生で男子400mハードルを制した際、後藤選手は、
「親に恩返ししたかった」
という思いを語っています。
千葉県から京都府へ。
まだ15歳の息子を遠くの高校へ送り出す。
本人だけでなく、ご両親にとっても大きな決断だったはずです。
寮生活や競技活動など、さまざまな面で家族の支えもあるでしょう。
だからこそ全国大会で結果を残すことが、本人にとって一つの恩返しだったのかもしれません。
高校1年生でそんなことを考えているところにも、後藤選手の人柄が表れているように感じます。
後藤大樹の母親はどんな人?
母親については、氏名や職業など詳しいプロフィールは公表されていません。
ただし、後藤選手の競技生活を支える大切な存在であることが伝わるエピソードがあります。
2026年6月の日本選手権で優勝した後、後藤選手は母親と祖母と一緒に焼き肉を食べに行ったことを明かしています。
日本選手権優勝。
高校新記録。
U20日本新記録。
U18世界最高記録。
そんな大仕事を終えた17歳の高校生が、家族と焼き肉へ。
世界トップクラスの記録を出す選手でありながら、こういうところは普通の高校生らしくて微笑ましいですよね。
15歳から親元を離れて生活しているからこそ、家族と過ごせる時間はより特別なのかもしれません。
後藤大樹に兄弟はいる?
後藤大樹選手について、
「兄弟はいるの?」
と気になっている方もいるようです。
しかし2026年10月現在、本人のインタビューや信頼できる報道などを調査した範囲では、兄弟について詳しく公表された情報は確認できませんでした。
現時点で確認できる家族情報は、
- 父親:イタリアンのお店を経営
- 母親:競技生活を支えている
- 祖母:日本選手権後に母親・後藤選手と焼き肉へ
といった内容です。
後藤選手はまだ17歳。
ご家族も一般の方ですので、本人が公表していない兄弟構成について無理に推測する必要はないでしょう。
今後本人のインタビューなどで新たな家族エピソードが語られる可能性もありそうです。
洛南高校で400mハードルに本格挑戦
中学時代の後藤選手は110mハードルで全国トップに立ちました。
しかし洛南高校へ進学すると、新たな種目へ挑戦します。
それが、
400mハードル。
洛南高校の柴田博之先生の指導のもと、本格的に400mハードルへ取り組み始めました。
中学までの110mハードルとは、距離もレース展開も大きく違います。
それでも後藤選手は高校1年生から驚異的な適応力を見せました。
2025年インターハイで史上初の1年生優勝
2025年7月。
広島で行われたインターハイ男子400mハードル。
高校1年生の後藤選手は、
49秒84。
大会新記録。
当時の高校歴代3位。
U18日本記録。
さらにU18アジア最高記録という素晴らしいタイムで優勝しました。
そして何より、
男子400mハードルで大会史上初となる高校1年生優勝。
高校へ入学して数カ月。
400mハードルを本格的に始めたばかりの選手が、いきなり全国高校王者です。
さらに4×400mリレーでもアンカーを務め、洛南高校は高校新記録の3分07秒25で優勝。
後藤選手は高校1年目のインターハイで2冠を達成しました。
初めて走った400mで46秒80!
後藤選手の規格外ぶりが分かるのは、400mハードルだけではありません。
2025年10月24日。
京都府私学総体で、初めて400mの個人レースに出場しました。
そこで記録したタイムが、
46秒80。
高校1年生として初めて47秒を切り、従来の高1最高記録47秒31を14年ぶりに大幅更新しました。
初めて走った400mで46秒台。
これだけでも、後藤選手が単なるハードル専門選手ではなく、高いスプリント能力を持っていることが分かります。
2025年は100mや300mハードルでも活躍
2025年はほかの種目でも結果を残しました。
国民スポーツ大会の少年B男子100mでは2位。
自己ベストは、
10秒49。
さらにU18陸上大会では300mハードルに出場し、
35秒44
のU18日本新記録で優勝しています。
100mから400m。
110mハードルから400mハードル。
さらに走幅跳。
これだけ多くの種目を高いレベルでこなせる高校生は、なかなかいません。
後藤選手が「マルチスプリンター」として注目される理由がよく分かります。
2026年U20アジア選手権で国際大会初優勝
高校2年となった2026年も、勢いは止まりませんでした。
5月にはU20アジア選手権男子400mハードルに出場。
49秒25で優勝。
国際大会でも結果を残しました。
この頃から、後藤選手は「高校生の有望選手」という枠を超え、日本のシニアトップ選手たちと比較される存在になっていきます。
そして翌6月。
日本陸上界を驚かせるレースが生まれました。
2026年日本選手権予選で48秒31!為末大の高校記録を更新
2026年6月13日。
愛知・パロマ瑞穂スタジアムで行われた日本選手権男子400mハードル予選。
後藤選手は、
48秒31。
高校生として初めて49秒の壁を突破しました。
それまでの高校記録は、為末大さんが1996年に記録した49秒09。
30年間破られなかった記録を、
一気に0秒78更新。
さらに、
日本高校新記録。
U20日本新記録。
U18世界最高記録。
という歴史的な走りになりました。
17歳の高校生が、日本選手権の「予選」でこれだけの記録を出したことにも驚かされます。
しかし翌日、さらにすごい走りを見せました。
日本選手権決勝48秒09!高校生史上初の日本一
6月14日の決勝。
後藤選手はさらに自己記録を更新。
48秒09。
黒川和樹選手や筒江海斗選手ら日本トップクラスの選手を抑えて優勝しました。
もちろん、
日本高校新記録。
U20日本新記録。
U18世界最高記録。
そして、
高校生として史上初の日本選手権男子400mハードル優勝。
です。
レース後、後藤選手は「自分でも信じられない」と語っています。
テレビで見ていた舞台。
オリンピックや世界選手権へ出場する選手たち。
その中で17歳の高校生が勝ってしまったのですから、本人が一番驚いていたのかもしれません。
しかも緊張より「ワクワク」が強く、自然と笑みがこぼれていたというのですから、大舞台での強さも感じます。
2026年U20世界選手権で銀メダル
8月にはアメリカ・オレゴン州ユージンで開催されたU20世界選手権へ出場。
男子400mハードル決勝で、
49秒23。
銀メダルを獲得しました。
優勝を目指していただけに、本人にとっては悔しい2位でした。
しかしこの大会で、新たなライバルとも出会います。
金メダルを獲得したチェコの選手です。
後藤選手は大会後、
同世代で戦える新しいライバルができたことで、今後400mハードルを続けていく楽しみが増えたという思いを語っています。
高校生のうちから世界大会の決勝で戦い、海外の同世代ライバルを意識する。
すでに視線は完全に「世界」へ向いています。
2026年アジア大会で47秒93!日本歴代2位タイ
そして2026年9月28日。
愛知・名古屋アジア大会男子400mハードル決勝。
後藤選手は、
47秒93。
ついに47秒台へ突入しました。
この記録は、
日本歴代2位タイ。
U20日本新記録。
U20世界歴代でもトップクラスに入る記録です。
そして銀メダルを獲得しました。
日本記録は、為末大さんが2001年に記録した、
47秒89。
その差は、
わずか0秒04。
高校2年生で、日本記録のすぐ目の前まで来ました。
それでも本人は満足していませんでした。
レース後には悔し涙を流し、
「大人の世界は広いと学べた」
という思いを語っています。
47秒93を出して銀メダル。
普通なら大喜びしてもおかしくありません。
でも後藤選手が見ているのは、さらにその先なのでしょう。
この負けず嫌いな部分も、強さの理由なのかもしれませんね。
400mハードル日本記録までわずか0秒04
改めて数字を並べると驚かされます。
為末大さんの日本記録が、
47秒89。
後藤大樹選手が高校2年で記録したのが、
47秒93。
差は0秒04です。
日本選手権前までの自己ベストが49秒台だった選手が、わずか数カ月で47秒台へ。
しかもまだ17歳。
今後、成長や技術向上が進めば、日本記録更新への期待が高まるのは当然でしょう。
ただ、記録は狙えば必ず出るものではありません。
まずはケガなく成長していってほしいですね。
後藤大樹は200mでも高校歴代2位!
そして2026年10月4日。
後藤選手は再び陸上界を驚かせました。
静岡・草薙総合運動場陸上競技場で開催されたU20日本選手権。
男子200mに出場すると、予選を20秒63(-1.5)で通過。
決勝では、
20秒40(+0.9)
をマークして優勝しました。
大会新記録。
高校歴代2位。
U20日本歴代5位。
しかもアジア大会400mハードル決勝から、わずか中5日です。
疲労が残る中での20秒40。
これには驚くしかありません。
桐生祥秀の高校時代の記録を上回った!
20秒40という記録には、もう一つ大きな意味があります。
洛南高校の大先輩・桐生祥秀選手が高校3年だった2013年に記録した、
20秒41。
後藤選手は、
0秒01上回りました。
アジア大会では桐生選手に「200mで勝ちます」と宣言していたそうです。
そして本当に超えてしまいました。
本人も「達成できて良かった」と振り返っています。
現在の高校記録は、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手が2015年に記録した、
20秒34。
後藤選手との差は、
わずか0秒06です。
400mハードルでは日本記録まで0秒04。
200mでは高校記録まで0秒06。
まだ高校2年生なのに、とんでもない位置まで来ています。
200mは「一番好き」な種目?
後藤選手は400mハードルで日本トップへ上り詰めていますが、実はスプリント種目にも強い思いを持っています。

2026年は200mへ積極的に挑戦。
7月の京都選手権では20秒43。
9月の近畿選手権では追い風参考ながら、
20秒19(+3.1)
を記録しています。
そして10月のU20日本選手権で公認20秒40。
400mハードルだけに絞っていないことが、逆に後藤選手の可能性を広げているように感じます。
スプリントで磨いたスピードが、400mハードルのラスト100mにも生きているのでしょう。
後藤大樹の自己ベスト
2026年10月4日時点で確認できる後藤選手の主な記録を整理すると、
- 100m:10秒49
- 200m:20秒40
- 400m:46秒80
- 110mハードル:14秒13
- 400mハードル:47秒93
- 走幅跳:6m91
となります。
さらに200mでは追い風参考ながら20秒19も記録。
これだけを見ると、
「結局どの種目が専門なの?」
と思ってしまいますよね。
現在の中心種目は400mハードルですが、後藤選手自身も高校のうちから一つの種目だけに限定する考えではないようです。
このマルチな能力こそ、後藤大樹選手最大の魅力なのかもしれません。
後藤大樹のライバルは?
国内では、日本選手権などで戦っている黒川和樹選手をはじめ、シニアのトップハードラーたちが大きな存在です。
そして世界では、U20世界選手権で後藤選手を破って金メダルを獲得した同世代の海外選手も、今後長く競い合うライバルになる可能性があります。
さらに「記録」という意味で大きな存在なのが為末大さん。
為末さんが2001年に記録した47秒89の日本記録は、長年日本の男子400mハードル界にそびえる大きな壁でした。
後藤選手は17歳にして47秒93。
その差は0秒04です。
いつ超えてもおかしくないところまで来ています。
後藤大樹の卒業後の進路は?
タイトルにもある、
「後藤大樹の進路」
について見ていきましょう。
2026年10月現在、後藤選手は洛南高校2年生。
調査した範囲では、卒業後に進学する大学や所属チームについて正式な発表は確認できませんでした。
つまり、
「○○大学へ進学する」
「卒業後は実業団へ入る」
といった情報は、現時点では決まった事実として書くことはできません。
後藤選手は2027年4月に高校3年生となります。
本格的な進路選択はこれからでしょう。
小6で洛南を選んだ後藤大樹だから進路にも注目
ただし、後藤選手のこれまでを考えると、卒業後の進路は非常に興味深いテーマです。
なぜなら洛南高校への進学を、
小学6年生の時から自分で決めていた選手
だからです。
誰かに言われたから。
有名な先生にスカウトされたから。
ではなく、自分で調べ、
「ここへ行きたい」
と決めた。
そんな後藤選手ですから、大学やその後の所属についても、自分の競技人生を考えながら選択するのではないでしょうか。
どの大学へ進むのか。
大学へ進むのか。
どんな環境を選ぶのか。
今後の発表に注目です。
200m?400m?400mハードル?種目の進路もまだ決めない
後藤選手にとっては、
「どこへ進むか」
だけでなく、
「どの種目へ進むか」
も大きなテーマになっています。
現在は400mハードルで世界レベルの記録を出しています。
しかし200mでは20秒40。
400mでは46秒80。
100mでも10秒49。
どれも高校トップクラスです。
本日のU20日本選手権後も、高校のうちは種目を早く一つに絞らず、今後について柴田博之先生と相談しながら考えていく意向を示しています。
400mハードルで世界を目指す。
200mへ挑戦する。
400mを極める。
複数種目を続ける。
どの選択肢にも可能性があります。
まだ17歳だからこそ、急いで決める必要もないのかもしれません。
2028年ロサンゼルス五輪も現実的な目標に
後藤選手の先には、世界の舞台があります。
2028年にはロサンゼルスオリンピック。
その時、後藤選手は19歳です。
以前はオリンピックについて「出られたらいい」という感覚だったものが、急成長によって現実的な目標へ変わってきました。
すでに17歳でアジア大会銀メダル。
U20世界選手権銀メダル。
日本選手権優勝。
400mハードル47秒93。
決して夢物語ではありません。
むしろこれからの2年間を考えると、日本代表候補の一人として期待される存在でしょう。
「陸上競技をメジャーにしたい」という大きな夢
後藤選手が見ているのは、自分の記録だけではありません。
インタビューでは、
「陸上競技をメジャーにしたい」
という大きな目標も語っています。
野球。
サッカー。
バスケットボール。
日本には多くの人気スポーツがあります。
その中で陸上競技も、もっと多くの人に見てもらいたい。
そのためには自分自身が活躍する。
高校2年生で、そこまで競技全体の未来を考えていることにも驚かされます。
もしかすると数年後、
「後藤大樹を見て陸上を始めました」
という子供が増えているかもしれませんね。
まとめ
今回は「後藤大樹の進路や高校は?両親(父親・母親)、兄弟など家族を調査。」というテーマで、後藤大樹選手について詳しくご紹介しました。
後藤大樹選手は2009年5月5日生まれ。
千葉県出身で、四街道北中学校から京都の洛南高校へ進学しました。
驚くことに洛南への進学を意識したのは小学6年生。
自ら「高校陸上 強豪校ランキング」を検索し、全国トップクラスだった洛南高校を目標にしました。
そして15歳で親元を離れ、京都で寮生活を開始。
現在は毎朝、自分で昼食のお弁当を作って学校へ通っています。
父親はイタリアンのお店を営んでおり、料理が身近な家庭環境で育ちました。
母親の氏名や職業は公表されていませんが、日本選手権優勝後には母親、祖母と一緒に焼き肉を食べに行ったという微笑ましいエピソードもあります。
兄弟については、2026年10月現在、信頼できる公表情報は確認できませんでした。
競技では中学3年時に110mハードルで全中・国スポ・U16の3冠。
洛南高校1年となった2025年には、インターハイ400mハードルを49秒84の大会新記録で制し、史上初の1年生王者となりました。
高校2年となった2026年にはさらに飛躍。
日本選手権で48秒09を記録して高校生史上初優勝。
U20世界選手権では銀メダル。
愛知・名古屋アジア大会では、
47秒93。
日本歴代2位タイとなる驚異的なタイムで銀メダルを獲得しました。
そして本日10月4日。
U20日本選手権男子200mで、
20秒40。
高校歴代2位の記録で優勝。
洛南高校の先輩・桐生祥秀選手の高校時代の20秒41を上回りました。
400mハードル日本記録まで0秒04。
200m高校記録まで0秒06。
それでもまだ高校2年生です。
卒業後の大学など、具体的な進路はまだ発表されていません。
そして競技種目についても、400mハードルだけに絞らず、200mや400mを含めて可能性を探っています。
小学生の時に自分で洛南高校を探し、15歳で親元を離れ、今では毎朝自分のお弁当を作りながら世界を目指す。
後藤大樹選手を調べていると、記録以上に印象に残るのが、
「自分で考え、自分で決めて行動する力」
です。
もちろん17歳ですから、これから順調な時ばかりではないでしょう。
だからこそ焦らず、ケガなく成長してほしいですね。
為末大さんの日本記録。
世界選手権。
そして2028年ロサンゼルスオリンピック。
これからどんな景色を見せてくれるのか。
日本陸上界の次世代を担う後藤大樹選手を、これからも応援していきたいと思います。





