2026年10月1日、愛知・名古屋アジア大会の柔道女子63キロ級で、谷岡成美(たにおか・なるみ)選手が見事に金メダルを獲得しました!
決勝の相手は、北朝鮮のキム・ジヒェ選手。
お互いに決定的なポイントを奪えない緊迫した試合となりましたが、谷岡選手は試合終了まで残りわずか8秒という場面で、得意の大外刈りを決めました。
この技で技ありを奪い、見事に優勢勝ち。
最後の最後まで諦めずに攻め続けた姿は、見ている人の心を熱くするものでしたね。
さらに10月3日の男女混合団体戦でも、日本代表は決勝でカザフスタンを4対0で下し、大会3連覇を達成しました。
谷岡選手は個人戦と混合団体戦で、2つの金メダルを獲得したことになります。
そんな谷岡選手ですが、実は勉強でも注目したい経歴を持っているんです。
出身中学・高校は、東京都内でも進学校として知られる渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校。
通称「渋渋(しぶしぶ)」と呼ばれる学校で柔道に打ち込み、現在は筑波大学大学院に在籍しています。
「谷岡成美選手の出身中学・高校は本当に渋渋なの?」
「筑波大学大学院では何を学んでいるの?」
「学生時代から柔道が強かったの?」
「どんな経歴でアジア大会の金メダリストになったの?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、谷岡成美選手の出身中学・高校、筑波大学大学院での学歴、柔道の経歴や主な戦績について詳しく調べてみました。
勉強と柔道を両立させながら世界の舞台へと羽ばたいた谷岡選手。
その歩みを知ると、ますます応援したくなると思います!
谷岡成美のプロフィール!年齢・出身地・所属は?
まずは、谷岡成美選手の基本的なプロフィールからご紹介します。
谷岡選手は2002年11月8日生まれで、2026年10月現在は23歳です。
出身地は福岡県小郡市。
柔道の階級は女子63キロ級で、現在は日本エースサポート株式会社に所属しています。
谷岡成美の基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 谷岡成美(たにおか・なるみ) |
| 生年月日 | 2002年11月8日 |
| 年齢 | 23歳(2026年10月現在) |
| 出身地 | 福岡県小郡市 |
| 競技 | 柔道 |
| 階級 | 女子63kg級 |
| 段位 | 三段 |
| 出身中学 | 渋谷教育学園渋谷中学校 |
| 出身高校 | 渋谷教育学園渋谷高等学校 |
| 出身大学 | 筑波大学 |
| 大学院 | 筑波大学大学院 |
| 所属 | 日本エースサポート株式会社 |
| 得意技 | 大外刈り |
| 主な実績 | 2026年アジア大会女子63kg級金メダル |
谷岡選手は、全日本柔道連盟の強化選手として活動しています。
2026年のアジア大会では女子63キロ級の日本代表に選ばれ、個人戦で優勝。
日本代表の混合団体戦でも金メダルを獲得しました。
また、日本オリンピック委員会(JOC)のプロフィールには、在学校名・最終学歴として筑波大学大学院が記載されています。
社会人選手として競技を続けながら、大学院でも学んでいるというのは興味深いですよね。
柔道だけでも日々の練習や大会への準備で忙しいはずです。
そこに大学院での学びも加わるのですから、時間の使い方や自己管理の面でも努力を重ねているのではないでしょうか。
谷岡成美の身長は公表されている?
谷岡選手の身長についても調べてみましたが、全日本柔道連盟やJOCの公開プロフィールでは、確認できる身長の数値が見当たりませんでした。
そのため、現時点では正確な身長を断定することはできません。
女子63キロ級という階級から体格を想像することはできますが、階級と身長は別の情報です。
身長については、今後公式プロフィールなどで明らかになった際に確認したいと思います。
谷岡成美の出身中学・高校は渋渋!
谷岡成美選手の出身中学・高校は、東京都渋谷区にある渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校です。
この学校は「渋渋」という通称で知られています。
難関大学への進学実績が高い学校として知られていますが、谷岡選手はそんな環境で勉強と柔道の両方に取り組んでいました。
出身中学は渋谷教育学園渋谷中学校
谷岡選手の出身中学は、渋谷教育学園渋谷中学校です。
同校は中高一貫教育を行う私立学校で、自ら考え、判断し、行動する姿勢を大切にしている学校として知られています。
福岡県小郡市出身の谷岡選手が、東京の中高一貫校へ進学しているというのも、少し意外な経歴かもしれません。
ただし、いつ東京へ移ったのか、どのような理由で同校を選んだのかについては、公開されている確かな情報を確認できませんでした。
そのため、進学理由などを推測で断定することは避けたいと思います。
谷岡選手は中学時代から柔道で実績を残していました。
特に注目したいのが、中学3年生だった2017年の全国中学校柔道大会です。
中学3年生で全国中学校柔道大会5位!
谷岡選手は2017年の全国中学校柔道大会に、女子57キロ級で出場しました。
そして、全国5位に入賞しています。
この結果は、全国中学校体育連盟の公式記録でも確認できます。
全国大会で5位というだけでも立派な成績ですが、注目したいのは当時の階級です。
現在は女子63キロ級で活躍している谷岡選手ですが、中学3年生の頃は57キロ級で戦っていました。
成長に伴って階級を上げ、その後も全国レベルで結果を残しているのです。
中学生の頃から全国大会で上位に入る実力があったことを考えると、柔道の才能は早い時期から発揮されていたのでしょうね。
ただ、才能だけで全国5位になれるほど、柔道の世界は甘くないと思います。
日々の練習を積み重ね、全国の強豪選手と戦ってきた経験が、その後の成長につながったのではないでしょうか。
出身高校は渋谷教育学園渋谷高等学校
中学卒業後、谷岡選手は渋谷教育学園渋谷高等学校へ進学しました。
高校でも引き続き柔道に取り組み、全国大会で結果を残しています。
特に大きな実績となったのが、2019年の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)です。
谷岡選手は女子63キロ級で準優勝を果たしました。
中学時代の全国5位から、高校では全国2位へ。
着実に力を伸ばしていたことが分かりますね。
高校2年生でインターハイ準優勝!
谷岡選手がインターハイ準優勝を果たしたのは、高校2年生だった2019年です。
女子63キロ級で決勝まで勝ち上がり、全国2位という素晴らしい成績を残しました。
全国大会の決勝まで進むには、技術だけでなく、体力や精神的な強さも必要になります。
ましてや、全国から集まる実力者たちを相手に勝ち続けるのは簡単ではありません。
谷岡選手は、そんな厳しい舞台で結果を残していたのです。
中学3年生で全国5位、高校2年生で全国2位。
この成績を見ると、学生時代から全国トップクラスの柔道選手だったことが分かります。
一方で、谷岡選手が通っていた渋渋は、勉強面でも高い水準が求められる学校です。
授業や試験に取り組みながら、柔道の練習や大会にも参加する生活は、決して楽なものではなかったでしょう。
どちらか一方だけでも大変なのに、両方で結果を残しているところが本当にすごいですよね。
谷岡成美は筑波大学出身!現在は筑波大学大学院に在籍
渋谷教育学園渋谷高校を卒業した谷岡選手は、2021年に筑波大学へ進学しました。
筑波大学は、柔道をはじめ多くの競技で優秀な選手を輩出している大学です。
谷岡選手も大学で競技力をさらに高め、学生日本一を経験しました。
そして大学卒業後は、筑波大学大学院へ進学しています。
筑波大学で全日本ジュニア優勝!
谷岡選手は筑波大学へ進学後も、柔道で着実に結果を残していきました。
2022年には全日本ジュニア柔道体重別選手権大会の女子63キロ級で優勝。
大学2年生で全国のジュニア世代の頂点に立ったのです。
また、学生の体重別団体戦でも3位に入るなど、個人戦だけでなく団体戦でも活躍しました。
中学時代から全国大会で上位に入り、高校ではインターハイ準優勝。
そして大学では全日本ジュニア優勝と、着実にステップアップしていることが分かります。
柔道は相手がいる競技ですから、努力をしても必ず結果が出るとは限りません。
それでも谷岡選手は、それぞれの年代で自分の実力を高め、結果を残してきました。
こうした積み重ねが、現在の国際大会での強さにつながっているのでしょうね。
大学4年生で学生体重別選手権優勝!
谷岡選手は大学3年生のとき、全日本学生柔道体重別選手権大会で3位に入りました。
そして大学4年生だった2024年には、同大会の女子63キロ級で優勝。
学生日本一の座に輝きました。
大学生活の集大成ともいえる時期に優勝できたことは、本人にとって大きな自信になったのではないでしょうか。
中学・高校・大学と、長い時間をかけて磨いてきた技術や経験が、一つの結果として表れた瞬間だったと思います。
また、大学時代には国内大会だけでなく、国際大会で活躍するための土台も築いていきました。
世界には日本とは異なる柔道スタイルを持つ選手も多く、国内大会とは違った対応が求められます。
大学時代に培った技術や経験が、その後の国際大会で生かされているのでしょう。
筑波大学大学院では何を学んでいる?
谷岡選手は筑波大学を卒業後、筑波大学大学院へ進学しました。
JOCの公式プロフィールでも、2026年9月時点の在学校名・最終学歴として「筑波大学大学院」と記載されています。
一方、大学院での具体的な研究テーマや研究室については、今回確認した公式資料では明らかになっていません。
そのため、何を専門に研究しているのかについては断定できません。
ただ、社会人として日本エースサポートに所属しながら、柔道の競技活動と大学院での学びを続けていることは確認できます。
トップアスリートとして国内外の大会に出場するだけでも大変なはずです。
それに加えて学業にも取り組んでいるのですから、日々の生活には相当な努力が必要なのでしょうね。
柔道だけにとどまらず、自分自身の可能性を広げようとしている姿勢も、谷岡選手の魅力の一つだと感じます。
谷岡成美の柔道経歴!日本エースサポート入社後に大ブレイク
大学卒業後の2025年、谷岡選手は日本エースサポート株式会社に所属する社会人選手となりました。
そして、社会人1年目から大きな結果を残します。
特に注目を集めたのが、2025年4月の全日本選抜柔道体重別選手権大会でした。
2025年全日本選抜体重別で初優勝!
2025年4月、谷岡選手は全日本選抜柔道体重別選手権大会に出場しました。
実は、この大会への出場は当初から決まっていたものではありません。
出場予定だった堀川恵選手がケガで欠場したため、谷岡選手が代役として出場することになったのです。
急きょ巡ってきたチャンスでしたが、谷岡選手はその機会を見事に生かしました。
決勝ではパーク24所属の山口葵良梨選手と対戦。
技ありを奪って優勢勝ちし、シニアの全国大会で初優勝を飾ったのです。
代役として出場した大会で、いきなり優勝してしまうとは驚きですよね。
もちろん、突然強くなったわけではありません。
中学・高校・大学と積み重ねてきた努力があったからこそ、巡ってきたチャンスをつかめたのでしょう。
谷岡選手にとって、社会人としての競技生活をスタートするうえでも、大きな意味を持つ優勝になったと思います。
全日本女子柔道選手権でも5位入賞!
2025年4月には、皇后盃全日本女子柔道選手権大会にも出場しました。
この大会は、体重別ではなく無差別級で日本一を争う大会です。
普段は女子63キロ級で戦っている谷岡選手にとって、自分より体の大きい選手と対戦する機会になります。
谷岡選手は3回戦で78キロ超級の選手を破るなど健闘し、最終的に5位入賞を果たしました。
柔道では、体格差がある相手と戦う場合、技術だけでなく相手の力を利用する工夫も必要になります。
自分より重い選手を相手に勝利を収めたことは、谷岡選手の技術の高さを示す結果といえそうですね。
グランドスラム・アスタナで銀メダル!
2025年5月には、カザフスタンで開催されたグランドスラム・アスタナに出場しました。
この大会で谷岡選手は、女子63キロ級で準優勝を果たしています。
特に注目したいのが、準決勝での勝利です。
相手はブラジルのラファエラ・シルバ選手。
シルバ選手は2016年リオデジャネイロ五輪の女子57キロ級で金メダルを獲得した実績を持つ選手です。
そんな経験豊富な強豪を破って決勝へ進んだことは、谷岡選手にとって大きな自信になったのではないでしょうか。
結果は銀メダルでしたが、世界の強豪を相手に戦えることを証明した大会になりました。
ワールドユニバーシティゲームズで金メダル!
2025年7月、谷岡選手はドイツで開催されたFISUワールドユニバーシティゲームズに出場しました。
そして、女子63キロ級で見事に金メダルを獲得しています。
この大会では、準決勝までの試合をすべて一本勝ちで勝ち上がりました。
決勝では対戦相手の棄権によって優勝が決まり、国際大会で初めての金メダルを手にしました。
決勝で直接勝負する機会がなかったことは、少し複雑な気持ちもあったかもしれません。
それでも、そこまでの試合をすべて一本勝ちで勝ち上がっていたのですから、優勝にふさわしい実力を発揮していたといえるでしょう。
2025年春の全日本選抜体重別優勝から、国際大会での銀メダル、そして金メダルへ。
谷岡選手は社会人1年目にして、次々と大きな結果を残していきました。
グランドスラム東京でも銅メダル!
2025年12月には、グランドスラム東京に出場しました。
この大会でも女子63キロ級で3位に入り、銅メダルを獲得しています。
国内の大会で結果を残すだけでなく、世界の選手が集まる大会でも安定して上位に入るようになった谷岡選手。
この頃には、女子63キロ級の日本代表争いでも注目される存在になっていたと考えられます。
ただし、日本の女子63キロ級には世界トップクラスの選手がそろっています。
谷岡選手が世界の舞台で活躍するためには、国内の厳しい競争にも勝ち抜く必要があるのです。
谷岡成美が2026年グランドスラム・タシケントで優勝!
2026年に入っても、谷岡選手の勢いは止まりませんでした。
2月のグランドスラム・タシケントでは、女子63キロ級で見事に優勝。
IJFワールド柔道ツアーのグランドスラム大会で初めて金メダルを獲得しました。
元世界王者を破って決勝進出!
グランドスラム・タシケントの準決勝で、谷岡選手はオランダのジョアンネ・ファンリースハウト選手と対戦しました。
ファンリースハウト選手は世界選手権優勝経験を持つ実力者です。
谷岡選手はこの強豪を送襟絞で破り、決勝へ進出しました。
送襟絞は、柔道着の襟を使って相手を絞める技です。
投げ技だけでなく寝技や絞め技でも勝負できることは、谷岡選手の大きな強みといえそうですね。
決勝ではカナダの強豪に一本勝ち!
決勝で対戦したのは、カナダのカトリーヌ・ボーシュマン=ピナール選手でした。
世界大会でも実績を持つ強豪ですが、谷岡選手は臆することなく攻め続けます。
そして、袈裟固による一本勝ちで優勝を決めました。
世界の強豪選手を相手に、準決勝と決勝を一本勝ちで制したことは大きな成果です。
2025年のグランドスラム・アスタナでは銀メダルでしたが、2026年のタシケントではついに頂点に立ちました。
一歩ずつ経験を積み重ね、国際大会でも勝ち切れる選手へ成長していることが分かりますね。
2026年6月のグランプリ・青島でも優勝!
谷岡選手は2026年6月27日、中国で開催されたグランプリ・青島にも出場しました。
この大会でも女子63キロ級で優勝を果たしています。
初戦と2回戦を一本勝ちで突破すると、準々決勝では延長戦の末に有効を奪って勝利。
準決勝ではクロアチアの選手に一本勝ちし、決勝へ進出しました。
決勝の相手は韓国の選手です。
試合はゴールデンスコアの延長戦にもつれ込みましたが、谷岡選手が有効を奪って優勝を決めました。
2月のグランドスラム・タシケントに続く、ワールドツアーでの優勝です。
一本勝ちで勝負を決める試合もあれば、延長戦で粘り強く勝利をつかむ試合もある。
谷岡選手の柔道には、さまざまな展開に対応できる強さが感じられますね。
そして、この勢いのまま迎えたのが、2026年の愛知・名古屋アジア大会でした。
谷岡成美が愛知・名古屋アジア大会で金メダル!
2026年10月1日、谷岡選手は愛知・名古屋アジア大会の柔道女子63キロ級に出場しました。
開催地は愛知国際アリーナ(IGアリーナ)。
日本で開催される大きな国際大会ということもあり、地元の声援を受けながらの戦いとなりました。
谷岡選手は世界ランキング26位で大会に臨みましたが、順位だけで優勝候補を判断できるわけではありません。
実際には、2026年のグランドスラム・タシケントとグランプリ・青島で優勝しており、国際大会で好調を維持していました。
準々決勝・準決勝を勝ち上がり決勝へ!
谷岡選手は初戦を突破すると、準決勝でも粘り強い柔道を見せました。
準々決勝では中国のジャン・ウェン選手と対戦し、有効を奪って勝利。
続く準決勝ではカザフスタンのクユロワ選手と対戦しました。
試合はゴールデンスコアの延長戦へ突入。
簡単には決着がつかない厳しい展開となりましたが、谷岡選手は最後まで集中力を切らさず、一本勝ちで決勝進出を決めました。
国際大会の準決勝という大きな舞台で、延長戦を勝ち切ったことは素晴らしいですよね。
そして決勝では、北朝鮮のキム・ジヒェ選手と対戦することになりました。
決勝は残り8秒の大外刈りで逆転勝利!
2026年10月1日の決勝。
谷岡選手の相手は、北朝鮮のキム・ジヒェ選手でした。
試合は序盤から緊迫した展開となります。
谷岡選手は巴投げから寝技を狙う場面もありましたが、相手も粘り強く対応。
背負い投げをかわして絞め技につなげようとする場面もありましたが、なかなかポイントには結びつきませんでした。
試合終了まで残り55秒となったところで、谷岡選手は得意の大外刈りを仕掛けます。
しかし、ここでも相手に踏ん張られてしまいました。
このまま延長戦に入るのかと思われた、残り8秒。
谷岡選手が再び大外刈りを仕掛け、ついに技ありを奪いました!
そのまま試合終了となり、谷岡選手が金メダルを獲得したのです。
本当に劇的な勝利でしたね。
残り時間がわずかになっても、勝負を諦めずに自分の得意技を出し続ける。
その強い気持ちが、最後の技ありにつながったのではないでしょうか。
見ているこちらまで思わず力が入ってしまうような試合でした。
女子63キロ級で日本勢3大会連続の金メダル!
谷岡選手の優勝によって、アジア大会の柔道女子63キロ級では、日本勢が3大会連続で金メダルを獲得したことになります。
前回の杭州大会では、高市未来選手がこの階級を制しました。
そして2026年の愛知・名古屋大会では、谷岡選手がその流れを引き継いだのです。
柔道大国と呼ばれる日本ですが、国際大会で勝ち続けることは決して簡単ではありません。
アジアには韓国、モンゴル、カザフスタン、ウズベキスタンなど、柔道の強豪国が数多くあります。
そんな厳しい競争の中で金メダルを獲得した谷岡選手。
日本の女子63キロ級の層の厚さを改めて感じさせてくれました。
混合団体でも金メダル!日本は大会3連覇
谷岡選手は10月3日の男女混合団体戦でも、日本代表メンバーに名を連ねました。
日本は準々決勝でウズベキスタンを4対1、準決勝でモンゴルを4対0で下し、決勝へ進出。
決勝ではカザフスタンと対戦しました。
第1試合では男子73キロ級の石原樹選手が優勢勝ち。
続く女子70キロ級の寺田宇多菜選手、男子90キロ級の徳持英隼選手も勝利しました。
そして第4試合では、女子70キロ超級の椋木美希選手が内股で一本勝ち。
日本は4対0でカザフスタンを下し、混合団体戦で大会3連覇を達成しました。
谷岡選手自身は決勝の4試合には出場していませんが、日本代表チームの一員として金メダルを獲得しています。
個人戦と混合団体戦の2冠という結果は、谷岡選手にとって忘れられない大会になったことでしょう。
母校の渋渋も金メダルを祝福!
谷岡選手の活躍は、母校の渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校でも大きな話題になりました。
学校の公式サイトでは、20期生の卒業生として谷岡選手の金メダル獲得を紹介しています。
かつて同じ学校で学んでいた生徒が、世界の舞台で活躍する姿は、在校生にとっても大きな励みになるのではないでしょうか。
進学校として知られる渋渋から、アジア大会の金メダリストが誕生したというのも素晴らしいことですよね。
勉強とスポーツの両方に取り組む後輩たちにとって、谷岡選手は身近な目標となる存在かもしれません。
谷岡成美のライバルは嘉重春樺!ロサンゼルス五輪への展望
アジア大会で金メダルを獲得した谷岡選手ですが、今後の大きな目標の一つとなるのが、2028年のロサンゼルスオリンピックです。
ただし、日本の女子63キロ級には非常に強力なライバルがいます。
その一人が、嘉重春樺(かじゅう・はるか)選手です。
嘉重春樺が2026年世界選手権で2連覇!
2026年10月7日、アゼルバイジャンのバクーで開催された世界柔道選手権大会で、嘉重春樺選手が女子63キロ級の金メダルを獲得しました。
嘉重選手は決勝でイスラエルのケレム・プリモ選手に一本勝ち。
初戦から5試合すべてに勝利し、世界選手権2連覇を達成しました。
谷岡選手がアジア大会で金メダルを獲得したわずか6日後に、同じ階級の日本選手が世界選手権で優勝したことになります。
日本の女子63キロ級が、いかにレベルの高い階級なのかが分かりますね。
谷岡選手にとって、嘉重選手は今後の代表争いでも意識する存在になるでしょう。
2028年ロサンゼルス五輪代表を目指す戦い
2028年のロサンゼルスオリンピックまでは、まだ時間があります。
谷岡選手が五輪代表に選ばれるためには、今後の国内外の大会で結果を残し続けることが重要になります。
特に日本の柔道は、国際大会の実績だけでなく、国内の代表選考大会なども大切な判断材料になります。
アジア大会の金メダルは大きな成果ですが、それだけで五輪代表が決まるわけではありません。
谷岡選手は2025年の全日本選抜体重別で優勝し、2026年にはグランドスラム・タシケント、グランプリ・青島、アジア大会と国際大会で結果を残してきました。
今後もこうした活躍を続けられれば、代表争いで存在感を高めていく可能性があります。
まだ23歳という若さも、大きな魅力です。
大学院で学びながら世界の舞台で戦う谷岡選手が、これからどこまで成長していくのか。
本当に楽しみですね。
谷岡成美の強さの秘密は?文武両道と粘り強い柔道に注目!
ここまで谷岡選手の学歴と競技経歴を振り返ってきましたが、その強さにはいくつかの特徴があるように感じます。
特に印象的なのは、長い時間をかけて積み重ねてきた努力と、試合終盤まで諦めない粘り強さです。
中学・高校・大学と着実に成長してきた
谷岡選手は中学3年生で全国5位、高校2年生でインターハイ準優勝、大学では全日本ジュニア優勝や学生日本一を経験しました。
そして社会人になってからは、全日本選抜体重別優勝、国際大会でのメダル獲得と、着実に実績を積み重ねています。
こうして振り返ると、突然現れた選手ではないことが分かります。
中学時代から全国の舞台で戦い、一歩ずつ階段を上ってきた選手なのです。
もちろん、順調に見える経歴の裏には、思うように勝てなかった試合や苦しい練習もあったことでしょう。
それでも競技を続け、努力を重ねてきたことが、現在の強さにつながっているのだと思います。
得意の大外刈りと寝技の強さ
谷岡選手の得意技として知られるのが、大外刈りです。

大外刈りは、相手の体勢を崩しながら、足を大きく刈って倒す投げ技です。
2026年のアジア大会決勝でも、この大外刈りが勝負を決めました。
しかも、試合終了まで残り8秒という場面です。
一度仕掛けた技が決まらなくても、再び勝負をかけることができる。
その思い切りの良さが、谷岡選手の魅力なのではないでしょうか。
また、グランドスラム・タシケントでは送襟絞や袈裟固でも勝利しています。
投げ技だけでなく、寝技や絞め技でも勝負できるところが強みです。
さまざまな技を使い分けられる選手は、相手にとっても対策が難しいでしょうね。
勉強と柔道を両立してきた努力
もう一つ注目したいのが、学業との両立です。
谷岡選手は渋谷教育学園渋谷中学校・高校を卒業し、筑波大学へ進学。
さらに筑波大学大学院でも学んでいます。
柔道の全国大会や国際大会に出場しながら、学業も続けてきたという経歴は、とても印象的です。
もちろん、学歴だけで競技の強さが決まるわけではありません。
ただ、目標に向かって継続的に取り組む姿勢や、日々の生活を管理する力は、学業にもスポーツにも共通する部分があるのではないでしょうか。
谷岡選手のこれまでの歩みを見ていると、一つのことを諦めずに続ける大切さを感じます。
まとめ|谷岡成美は渋渋出身の筑波大学大学院生!
今回は、谷岡成美選手の出身中学・高校、筑波大学大学院での学歴、そして柔道の経歴について詳しくご紹介しました。
最後に、今回分かったことを整理しておきましょう。
- 谷岡成美選手は2002年11月8日生まれ、福岡県小郡市出身
- 2026年10月現在は23歳で、柔道女子63キロ級の選手
- 出身中学は渋谷教育学園渋谷中学校
- 出身高校は渋谷教育学園渋谷高等学校(通称・渋渋)
- 中学3年生で全国中学校柔道大会57キロ級5位
- 高校2年生でインターハイ63キロ級準優勝
- 2021年に筑波大学へ進学
- 2022年の全日本ジュニアで優勝
- 2024年の全日本学生柔道体重別選手権大会で優勝
- 現在は日本エースサポートに所属し、筑波大学大学院にも在籍
- 2025年の全日本選抜柔道体重別選手権大会で初優勝
- 2025年のワールドユニバーシティゲームズで金メダル
- 2026年のグランドスラム・タシケントとグランプリ・青島で優勝
- 2026年愛知・名古屋アジア大会で個人・混合団体の金メダルを獲得
今回、谷岡選手の経歴を調べていて、特に印象に残ったのは、学生時代から少しずつ実績を積み重ねてきたことでした。
中学3年生で全国5位、高校2年生で全国2位。
大学では学生日本一に輝き、社会人になってからは国内外の大会で優勝を重ねてきました。
そして2026年、ついにアジア大会の金メダリストとなったのです。
決勝で見せた残り8秒の大外刈りは、まさに谷岡選手の粘り強さを象徴する場面だったと思います。
最後まで諦めずに攻め続ける姿勢は、スポーツの素晴らしさを改めて感じさせてくれましたね。
さらに、筑波大学大学院で学びながら競技を続けているところにも、谷岡選手の努力家としての一面が表れているように感じます。
2028年のロサンゼルスオリンピックへ向けて、日本の女子63キロ級では厳しい代表争いが続きます。
それでも、谷岡選手なら今後もさらに成長し、私たちを驚かせてくれるのではないでしょうか。
これからも谷岡成美選手の活躍を応援していきたいと思います!





