比嘉大吾の今現在と復帰戦について。階級はスーパーバンタム級で対戦相手は?

比嘉大吾の復帰戦がついに決まったという速報が入ってきましたね! 沖縄が生んだ強打者、いえ超強打者ですね。軽量級ながらも相手をバッタバタと倒すパワフルで魅力のあるボクサーだけに、これからの復帰が楽しみです。

今回は今、現在の比嘉大吾と復帰戦の話題、また階級とか対戦相手などの話題を中心にお伝えしていきたいと思います。

比嘉大吾がスーパーバンタム級の階級で復帰戦!今現在の状況やジムについて

ついに復帰戦が決まった比嘉大吾。悪夢の「体重超過」による王座はく奪で世界王者のベルトを剥奪され、ライセンスの無期限停止処分を受けていました。

比嘉大吾
<引用元>https://r.nikkei.com/

ファンとしては思い出したくない光景でしたし出来事でした。時は2018年4月15日。当時はWBC世界フライ級王者で対戦相手は最強挑戦者のクリストファーロサーレス(ニカラグア)。

比嘉大吾は3度目の防衛戦だったのですが、とくに注目されていたのが比嘉大吾の戦績。世界王者でありながらここまで15戦15勝(15KO)無敗。しかもデビューからの連続KO勝利は日本タイ記録でもあったのです。

派手なKOで新記録達成を誰もが期待してたわけですが、試合前の軽量でまさかの体重オーバー。。調整不足とも言われながらも筋肉の付き方を見てもフライ級では厳しかったのでしょうね。

戦意喪失と言うか、体調も良くなかったのでしょう。ロサーレスとは予定通り試合を行なったのですが、9ラウンドTKOで敗れてしまいます。

それから2年近く経ち、比嘉大吾の今、現在がずっと気になっていたのですが、令和元年も終わりに近づいた12月19日に朗報が入ってきました!

復帰戦は2020年2月13日。試合会場は後楽園ホール。この復帰戦のテレビ放送についてはまだ情報が入ってきませんが、フジテレビあたりで(しかも生中継)放送してくれないでしょうかねぇ(笑)

気になる階級は「スーパーバンタム級」という情報も入ってきています。スーパーバンタム級だと、いずれあの井上尚弥が転向するのではないか?とも言われています。

井上尚弥 画像
<引用元>https://hochi.news/

井上尚弥については詳しい説明はいらないと思いますが、モンスターと呼ばれ2019年11月にWBSS決勝であの伝説ノニト・ドネアを下しバンタム級で事実上の「世界一」の座に。

この勝利で階級を超えたボクシングのランキング「パウンド・フォー・パウンド」で3位に浮上しています。これはかなりの快挙ですよね!

さてさて、そんな夢の対決の話は置いときまして、気になるのは復帰戦の対戦相手ですが12月19日現在まだ決まっていないんだそうです。

でも階級を変えての復帰戦とは言え、想像するには海外の世界ランカークラスが相手になるのでは?と思います。

そして所属のジムに関しては移籍せずに白井・具志堅スポーツジム」での復帰が決まっていますね。比嘉大吾の試合感覚や減量苦の事もあって、具志堅会長もネット上で色々と言われてましたし、何と言っても「師弟関係」もギクシャクしていたのでは?と個人的には気になっていましたが、再び具志堅会長とともに歩んでいくという事になり、ファンとしても嬉しい限りです。

比嘉大吾 具志堅用高
<引用元>https://xn--o9jl183u6icq84g6fc5z4c.com/

今回、復帰戦が決まったことで比嘉大吾はこうコメントしています。

約2年ぶりの試合が決まりました。応援してくださっている方、お世話になった方のためにも、今自分にできるすべてを出して頑張ります!

今から試合が楽しみ過ぎます!16回目のKO勝利、観れそうですね。

比嘉大吾 スーパーバンタム級で決定か?ライバルとの試合について

さて、ついに比嘉大吾が始動を始めたわけですが、復帰戦の内容をみてスーパーバンタムか、1階級落としてバンタム級かってところですかね。

井上尚弥はフライ級からバンタム級に2階級上げたところで適正階級だったのでしょう、ご存知の通り他の団体の世界王者を圧倒してきました。

ただ、元パウンド・フォー・パウンド1位のロマゴンのようにフライ級、スーパーフライ級に上げていくとパワー不足で結局は倒されてしまいましたよね。

ロマゴン
<引用元>https://hochi.news/

比嘉大吾が階級を上げてどこまで通用するのかはこれからになりますが、将来的には日本人対決で見たい2人の選手との試合があります。

まずは亀田和毅選手。

亀田和毅 画像
<引用元>https://www.fukuishimbun.co.jp/

ご存知「亀田三兄弟」の最終兵器と言われていますよね。10代の頃からメキシコを主戦場としキャリアを積み上げ、世界2階級制覇も達成しています。

28歳と今が一番「油の乗った時期」でもあり、これまでのプロのキャリアは39戦36勝(20KO)3敗。海外での世界戦の経験もあり、とにかくスピードがある選手。ただ。。パンチ力がなく比嘉大吾からしたらあまり怖さは感じないかも知れません。

亀田和毅がアウトボクシングで、ポイント重視の戦い方をしたらもしかして亀田和毅の判定勝利という結果も考えられます。ただ、亀田和毅のWikiを見ると階級が「フェザー級」になっているので、今後対戦があるのかどうかは微妙ですね。

もう一人の戦って欲しいボクサーはあの浪速のジョーの次男、辰吉寿以輝選手ですね!

辰吉息子
<引用元>https://sugar57.com/

もしかして父親と同じバンタム級を主戦場とするのかも知れませんが、先日は日本ランク5位の選手に圧倒し、2020年は日本タイトルを十分に狙える位置にきているかと思います。

父親とは違うキャリアを積みながら確実に力を付けてきていますよね!

ここまでのプロ戦績は13戦13勝(9KO)無敗。日本人選手ばかりを相手にこの戦績は立派。比嘉大吾との対戦は階級が微妙ですし、対戦する可能性は極めて低いかと思いますが、話題性は十分ですよね!

比嘉大吾 まとめ

団体の乱立で、ここ十年くらいの間に日本人ボクサーの世界王者もかなり増えてきました。ただ、井上尚弥のような世界でも評価される選手も現れましたし、引退はしましたが内山高志や長谷川穂積、そしてミドル級の現役王者、村田諒太もいます。

本当はもっともっと、日本でもボクシング人気が出て欲しいのですが。。

まあ何であれ、われらの比嘉大吾がいよいよ復帰戦を迎えます。豪快に倒してもらおうではありませんか!