日本ボクシング界の次世代を担うホープ、中谷潤人が話題になってますね!現在は日本フライ級王者で、デビューから無敗街道を走り続けています。
ここ十年くらいでしょうか。日本にも本当に強い世界王者が多く生まれてきていますよね!「神の左」山中慎介や「ノックアウト・ダイナマイト」内山高志、そして「三階級制覇」の長谷川穂積など。
ただ世界の頂点に立っただけでなく長く防衛を続け、そしてその内容も「KO防衛」がほとんどと言う充実ぶり。そして現役世界王者では「モンスター」井上尚弥が圧倒的な強さで世界の注目を浴びています。
<引用元>https://news.livedoor.com/
そんな高いレベルまで上がってきた日本ボクシング界なのですが、なぜか人気や世界王者の知名度もイマイチなんですね。昔は日本人世界王者の防衛戦はモチロン、世界挑戦する選手までもがゴールデンタイムのテレビ中継で「LIVE放送」されていたんですけどね。
まあ人気低迷の原因としては、同じ階級に「暫定」だの「休養」だの「スーパー」だのよくわからない王者たちが複数いるのと、主要団体も「WBA」「WBC」「IBF」「WBO」と増え、とにかく世界王者の肩書が軽くみられる傾向になってしまったのも理由の一つと考えられます。
とにかく世界王者になったら何かしらのアピールが必要になってきます。そう言った意味ではカリスマ辰吉丈一郎はホントすごい選手だったなぁと思いますね。
<引用元>https://www.sponichi.co.jp/
さてさて、ちょっと話がズレてしまいましたが、今注目を浴びる選手の1人が中谷潤人。今回はそんな中谷潤人の戦績や身長、そして試合結果などWikiを中心に検証していきたいと思います!
中谷潤人の戦績や身長、年齢は?アマチュアの実績について
中谷潤人は1998年1月2日生まれで2019年現在、年齢は21歳です。ボクサーとしてはこれから脂が乗ってくる時期ですよね。
サウスポースタイルのテクニシャンでパンチ力にも定評があります。
<引用元>https://boxingnews.jp/
身長は170㎝だそうです。この階級、フライ級は49~52㎏ですから、体重から考えるとこの階級での身長170㎝はかなり長身と言えます。た相手選手からしたらやりにくいでしょうし、大きな武器になりますよね!
デビューからの戦績は19戦19勝(14KO)無敗。パーフェクトレコードです。
そんな中谷潤人ですが、幼少の頃から空手をやっていたのですが、小学校6年生の時にテレビで見たボクシングの試合に感銘を受け、ボクシングをやる事を決意。そして素質もあったのでしょうし、練習も真面目にこなしてきたのでしょうね。
中学に入ると「U-15」の大会を2年、3年と「連覇」し、才能を開花させます。アマチュア戦績は通算16戦14勝(10KO・RSC)2敗で、中学を卒業してから高校へは進学せず、単身でアメリカに渡り、ボクシングの世界的な名トレーナーとして知られるルディ・エルナンデスの指導を受けるのです。
<引用元>https://stalkpub.com/
真ん中がルディトレーナーです。ボクシングファンにはお馴染みのトレーナーですよね!
中谷潤人は高校への進学をやめ、そしてボクシングに打ち込むためにアメリカに行くのですから相当な覚悟で渡米したのでしょうね。
ちなみにルディ・エルナンデストレーナーは、あの「2階級制覇」した名チャンピオン、畑山隆則を指導した事でも知られています。
<引用元>https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
華がありましたよねぇ、畑山隆則。
中谷潤人がデビューから無敗街道を突き進めたのも、早くからルディ・エルナンデスの教え通りに戦ってきたからなのでしょうね。また世界王者になるために練習も真面目に取り組んできたのだと思います。
中谷潤人 試合結果や獲得したタイトルについて
中谷潤人は19連勝と快進撃を続けてきたわけですが、決して弱い相手に白星を積み重ねてきたわけではありません。
プロ4戦目でルーキーズトーナメントを制覇。そして2016年には世界王者への登竜門と言われてきた全日本新人王に輝きます。その後は日本フライ級ユース王座を奪取し、2019年2月には念願の日本タイトルを獲得。
プロ19戦でこれだけのキャリアを積んできてますし、世界への道も近づいてきていると言えるでしょう。
そして最近の試合結果は、2019年6月1日にフィリピンのクエルド選手と対戦。まだ23歳の対戦相手はボクシング王国フィリピンのホープとあって苦戦も予想されましたが、あっさりと左ボディー1発で初回にKOで仕留めています。
<引用元>https://www.youtube.com/
1戦1戦確実に強くなっている中谷潤人。インパクトのある試合で今後は誰もが認める名王者になって欲しいと思いますね。
中谷潤人 まとめ
現在世界2団体で世界ランク10位内にランク(WBC3位、WBO4位)されている中谷潤人。次戦が世界前哨戦になるのかわかりませんが、すでに対戦相手が決まっていて強豪のミラン・メリンド選手。
この選手もフィリピン出身なのですが、あの「激闘王」で知られる世界三階級王者の八重樫東と対戦し、初回KO勝ちするなどかなりの強豪として知られています。
<引用元>https://www.tokyo-sports.co.jp/
メリンドの戦績は41戦37勝(13KO)4敗で、キャリアも実績も中谷潤人を上回っていますよね!どんな試合になるのか楽しみですが、中谷潤人が勢いでメリンドを翻弄する試合展開を期待したいですね。